恋木神社とこいのきもなか
KOINOKI SHRINE AND KOINOKI-MONAKA
旧い歴史を有する
水田天満宮の末社
恋木神社 五代目宮司 宮原恭盛さん
六代目宮司 宮原一晃さん
「恋の神様」や「ハートの神社」、なんと「バレンタイン神社」という紹介記事まで出て(笑)、観光用に建てられた神社なのでは?と思われている方もきっといらっしゃると思いますが、「恋木神社」は水田天満宮の末社として、嘉禄二年(1226年)の建立当初からの歴史を有する神社です。
御祭神の「恋命(こいのみこと)」は、菅原道真公が太宰府で生涯を終えるまで、都に残してきた天皇・妻子を思う御心を祀ったもの。思いやりのある道真公の御心を、せめて御霊魂だけは慰めようと祀られたと云われております。
御神紋がハート!と驚かれる方も多いのですが、もともとイノシシの目の形をかたどった猪目紋を用いており、これがハートマークにも見えることにちなんでいます。猪目紋は日本古来の紋様で、魔除けや福を招く意味があるんですよ。
「恋木神社」にもいくつものハートの御神紋が隠れています。ご参拝された方はぜひ探してみてくださいね。
恋のくに 筑後と恋スイーツ
「恋のくに 筑後」として全国から注目されるようになった筑後。行政や地元の方も街全体で「恋のくに 筑後」として盛り上げようと、「恋グルパス」や「恋のくに婚活部」など、多彩なイベントを企画されています。恋木神社でも毎年2回の「良縁成就祭」、2月には「バレンタイン絵馬奉納祭」、七夕には「恋むすび祭」など、恋にまつわる行事を実施。おかげさまで一年を通して女性や男性、娘さんや息子さんの良縁を願う親ごさんまで大勢の方にお参りにきていただけるようになりました。
社務所には恋のお守りはもちろん、恋スイーツもあります。ハートサブレや結び飴、そして「恋木もなか」。
私は皮がパリッとしている最中が好みなので、「恋木もなか」の皮と餡が個別に包装されているところが気に入っています。「恋木最中お告げ」というユニークな仕掛けも楽しいですね。甘いスイーツは心にやすらぎをもたらします。少しでも多くの方に神社を身近に感じ、恋スイーツで明日への夢や希望を育んでもらえることを願っています。
恋木神社のしあわせ参り
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水田天満宮にお参りした後、右手へ
<お参りの仕方>2礼 2拍 1礼
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水田焼のハートの陶板が並ぶ恋参道を通って、恋木神社の御神殿へ
毎年3月3日、11月3日に「良縁成就祭」が行われます
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鳥居にはハートの御神紋が!
鳥居にあるハートを10個探すと幸せになれるとか
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おみくじはハートの形に結びましょう
2月、3月、10月、11月は恋みくじがピンク色に!
水田天満宮(恋木神社)
住所:筑後市水田56
お問合せ先:0942-53-8625
時間:参拝自由、売店(恋木もなかを販売)9:00~17:00
駐車場:あり(無料)